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4600以上の温泉に浸かった温泉学教授が語る湯めぐりをもっと楽しむ極意『全国温泉大全』

  • sw2406
  • 2024年9月5日
  • 読了時間: 4分

更新日:1月15日

目次


価格・出版社・ページ数


価格   :2400円+税


出版社  :東京書籍


ページ数 :653ページ


著者情報

著者

松田忠徳


▼ 旅行作家 ▼ 翻訳家 ▼ モンゴル研究家 ▼ 文学博士 ▼ 医学博士 ▼ 札幌国際大学観光学部教授(温泉学、観光学) ▼ モンゴル国立医科大学教授(温泉医学) ▼ 崇城大学客員教授(温泉学)


来歴


1949

北海道洞爺湖町 洞爺湖温泉生まれ。


産湯は洞爺湖温泉で、混浴の共同浴場をゆりかご代わりに育つ。

 

東京外国語大学大学院(修士課程)でモンゴル学を専攻、


モンゴル国立医科大学大学院(博士課程)で、温泉健康医学を専攻。


専門は温泉学(温泉文化論、温泉医学)で、日本で初の温泉学教授として話題になる。

1998~


1999

小型キャンピングカーで日本列島を2回縦断し、2,500湯を制覇するという前代未聞の奇行を達成する



この間、車の中から日本経済新聞の『列島縦断2500湯」をはじめ、新聞、雑誌等数本の連載をこなす

2001

季刊雑誌「温泉主義」(くまざさ出版)編集長

2004

日本温泉総合研究所初代所長

2007

ウェブマガジン「毎日が温泉.com」編集長

2008

札幌国際大学附属北海道地域・観光研究センター長

これまでに浸かった温泉の数は4,600を超す。


主な執筆作品

著書・翻訳書は、『温泉教授の温泉ゼミナール』(光文社新書)、『江戸の温泉学』(新潮社)、『温泉力』(ちくま文庫)、『温泉教授・松田忠徳の古湯を歩く』(日本経済新聞出版社)、『温泉に入ると病気にならない』(PHP新書)など130冊を超す。


またDVD『温泉教授・松田忠徳の日本百名湯』全10巻(日本経済新聞出版社)もある。


※松田忠徳氏 公式サイト(http://www.matsudanet.com/index.html) プロフィール引用

他執筆作品


『温泉力』


『おとなの温泉旅行術』


『温泉はなぜ体にいいのか』


『温泉教授の湯治力: 日本人が育んできた驚異の健康法』等





本の簡単な紹介・あらすじ


4600以上の温泉に浸かった温泉学教授、松田忠徳氏が語る


温泉とはいったい?といったところからどのような効能があるのか・良い温泉とは?と言った温泉についての様々なことを学んだうえで実際に温泉に行くまでの旅程・宿や歴史・文化・食に至るまで温泉を楽しむための極意を知れる一冊


面白かったところ


生まれながらにして温泉に触れてきた筆者の温泉への愛と温泉学者としての学問的知見をふんだんに詰め込まれている一冊


温泉の知識や歴史・文化について様々なことを知ることができる


各章の主題について語ったうえでそれを楽しめる温泉をピックアップしてこの温泉のここが良いといった具合にPRされているのでどのような楽しみ方に合わせて温泉を選ぶ手掛かりになるのが嬉しい


旅の紀行も収録されており情緒あふれる旅の雰囲気を味わうことができるので本編と合わせて楽しめるポイント


個人的に面白かったのは単純温泉がイメージよりも全然単純じゃないし効果もスゴイというのがとてもびっくりしました





読了時間

9時間



評価

読みやすさ:惹きこまれるような内容でとても読みやすい


テンポ感:教科書並みの文章量なので人によっては圧倒されてしまうかも


分かりやすさ:とても分かりやすい解説でとても良い


総評:学べて面白いとても良い1冊だと思います


どんな人にお勧め

旅好きな人


温泉が好きな人


温泉についてもっと知りたい人



 総括・感想

対象年齢20~70歳


オススメ度 ★★★★


感想





普段何気なく寄ったり・浸かったりしていた温泉がこんなに奥が深く面白いものだと学べる1冊でした


良い温泉とは何か、どの様な効果があるのか、温泉を楽しむための様々なことを学べるのがとても良いと思いました


実際に温泉地を巡った体験・実績・学問的知見をもとに書かれているので全国各地の温泉について書かれておりいろんな分野から温泉の魅力にアプローチされているのでためになる知識でいっぱいです


読者の近くにある温泉もフォーカスがあてられていると思うので身近なところから楽しむ手掛かりになるとおもいます


読み進めていくうちにどんどん温泉に行きたいと思えてくる1冊なので温泉好きの皆様いかがでしょうか?


教科書のごとく膨大な文章量なので各章パラパラと読んだり、今度行く温泉についてどんな特徴があるのか索引から引いて読んでみても良いと思います


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